我が子が重症新生児仮死に陥った

しばらく更新していませんでしたが、9月末に出産しました。

分娩中も問題なく、何なら妊娠中の経過も問題なかったのですが、出生直後呼吸ができず子どもはそのまま救急車でNICUに運ばれていきました。

病名は重症新生児仮死、低酸素性虚血性脳症、肺出血、アプガースコアは1点で、脳と心臓と肝臓と腎臓にダメージを受けたとのことでした。

72時間の低体温療法を受けました。産んだ翌日やっと会いに行くことができて、手も足も管が繋がって、頭には脳波を調べるコードが複数付けられ、鼻に通された管の中には血が付いていて、我が子の二の腕や足の指に触れながら、柔らかくて、可愛くて、ひたすら悲しかった。

体の真ん中がからっぽになるとは、このような気持ちなのだろうか。

 

幸いなことに子どもは医者の予想を裏切るほど劇的に回復し、今はすべての管が外れて一緒に自宅で暮らしています。

将来、もしかしたら四肢の硬直が出るかもしれない程度で済みました。

 

私は健康な赤ちゃんのお母さん、同時に重篤な病気を抱える赤ちゃんのお母さんになったのかもしれません。我が子が家に帰ってきた喜びと、今後この子が元気に歩けるのか、首が座るのか、お話しできるのかといった不安を抱えながら、ふと元気に産まれた赤ちゃんのお母さんが感じる心配と何の違いがあるのだろうと思うのです。

 

子どもの成長を願う気持ちに違いはないなら、打ちのめされるような思いをした私たちが子どものことを思って心配するお母さんの気持ちに寄り添うことで、直面している現実に意味が出てくるのではないか。

 

一方で、回復した我が子のことについて書くことで、同じように重症新生児仮死で産まれた赤ちゃんの親御さんたちの希望になれるのではないか。同様の経験をした方が書いたブログはいくつかあるみたいですが(私はネットで調べるのが苦痛で一切検索できず、夫が個人的に調べた話を聞きました)、障害を抱えているお子さんが多いらしく、私たちの子のように元気に回復した例は少ないみたいです。でも、書いていないだけで実際は回復したお子さんも沢山いるのではないかなと思っています。

 

今後少しずつ自分の経験について書くことで、NICUに子どもが入った親御さんたちや、元気に子どもは産まれたけど子育てが辛い親御さんたちの中の、誰か一人の心の励みになれたらと思います。